公務員試験じゃぱん

3度の公務員転職者による、人生における大切なことをお伝えしていきます。公務員試験や仕事内容紹介を超えた人生において大切なことを一緒に考えていきましょう!

小3の息子が扁桃腺、アデノイド手術をしなかった理由(その2)

先に書いたブログの続きです。

睡眠時無呼吸症候群の専門の先生に見てもらうことになり、2回目の総合病院への通院です。

専門の先生は若い女性の先生でした。先生に改めて今までの経緯を説明しました。
夜尿症で小児科に行き、扁桃腺が大きいと指摘されたこと。睡眠時無呼吸症候群の簡易検査でひっかかったこと。耳鼻科では手術しか方法がないと言われたこと。本人としても、親としても夜尿症しか症状が出ていないため、成長するにつれ小さくなる可能性がある扁桃腺を手術ではない別の方法で解決できないか。そのうちの一つにマウスピースの方法はどうか聞きたい、など話しました。

先生としては、子どもの睡眠時無呼吸症候群ガイドラインは明確ではなく、その地域、病院、医師によって見解が分かれ、それぞれの判断に委ねられているとの事でした。
そして、枕などは意味の無いこと。マウスピースは、成長段階の子どもの発育を損ねるので手術よりも推奨しないことを教えてもらいました。

そして、病院で1泊をして脳波なども測る睡眠時無呼吸症候群の本検査もあるが、この地域では大学病院でしかやっていない。また、本検査までする必要があるのかも疑問である、とのこと。

簡易検査でもそれほど酷い数値ではなく、扁桃腺、アデノイドも確かに大きいが、4段階のうち2程度。症状も夜尿症のみ。

それらを総合的に判断すると、手術をする必要は無いのではないか、小学高学年まで様子をみましょうと言われました。

その瞬間息子はホッとした様子でした。

今回の件で学べたことは、お医者さんのいうことに絶対はないということ。
親もできるだけ調べ知識を得て、案をお医者さんに聞いてもらい一緒に考えること。
選択肢を増やし、最終的判断は本人にさせるということを学びました。

それぞれの状況によると思いますが、もし今回はじめの先生の言うことを聞いていたら確実に手術をしていました。
しかし、自分達で様々な情報を調べたことにより、選択肢を増やす事ができました。

今回の判断が正しいかはまだ分かりませんが、選択肢を増やせた事は事実です。

問題を先送りするのではなく、それぞれのメリット、デメリットを確認し、最終的に本人に選択させたのは良かったのかなと思いました。

もし、現在同じように悩んでいる方がいれば少しでもお役に立てることができれば嬉しいです。