公務員試験じゃぱん

3度の公務員転職者による、人生における大切なことをお伝えしていきます。公務員試験や仕事内容紹介を超えた人生において大切なことを一緒に考えていきましょう!

公務員を目指している人に共通の思いを発見

今、自分の教室で公務員を目指している人からの問い合わせが非常に多く入会者も短期間で一気に増えている。

恐らく年内には100人を超えるだろう。

当初からの月謝の安さに加え、コロナの影響からオンラインに切り替えたこともあるが、やはり私のプロフィールを見て来てくれている方が圧倒的に多い。

私の「思い、熱意」に賛同してくれている人ばかりである。

入会時の面接や、面接対策をしていてある共通点に気が付いた。

ある消防士を希望する高校生は「東日本大震災消防団として活躍する父親の姿を見て、絶対に消防士になる!」と幼いながらに誓ったそうだ。その目からは本気と、震災に向き合う熱い気持ちが伝わってくる。

公務員保育士を目指しているある大学生は「児童相談所のアルバイトをしていて、虐待を受けた子ども達が非行に走っている場面を沢山見てきた。子ども達は悪くない。親が変われば虐待は無くなる。公務員保育士になったら子育て支援を通して虐待を無くしたい」と語っていた。

彼らは本気である。

安定だから公務員という気持ちは過去になりつつある。

高校生や大学生もばかじゃない。

公務員の大変さは知っている。

どんなに頑張っても。どんなに仕事をしても市民からはクレームを受け、バッシングの標的になる。

給料は安く、震災時は自分の身を危険にさらす。自分や家族より市民を優先しなければならない。
でも震災時は必ず非難される。

どうしてもっと早く助けてくれなかった。
どうしてもっと手当てを出してくれない。
我々の立場になってみろ。

一生懸命働いても、感謝される事は少ない。

そんな事は、既に彼らも分かっている。

それでも、自分が決めた道だから。自分だから皆を守れると本気で思っている。

私はそんな彼らを助けたい。

そんな熱い思いをもっている人が一人でも増えると、日本は本当に変わる。

公務員だからこそできる事はあるはず。

一部の公務員を見て、公務員全体の評価をする人がいるが関係ない。

楽して、働かないで、勉強もしないで、定年を待っている過去の先輩達は無視しよう。

若い、熱い職員は沢山いる。

研修や勉強会を重ねて、市民に本気で働きかけて消えかけた街を変え、奇跡を起こしている村や街がある事を知っている。

私はそんな、他人の評価なんて気にしない。自分の信念を貫く、公務員や公務員を目指している人や学生を心から尊敬する。

自分はもう公務員じゃない。

公務員を目指す人をサポートする役割である。

でも、試験に合格した後も一緒に繋がり、勉強会を重ねていきたい。

地方公務員が、日本を本気で変えていこう!!