親はなぜ公務員を勧めるのか
就職活動をしていると、親から一度は「公務員どう」と勧められた経験はないだろうか?
多くの学生からも「親から言われたので一応考えている」という場合も少なくない。
では、親の世代の「公務員が良い」というイメージと、今の就職活動中の学生が考える「公務員も良いかも」と考えるのはどのように違うだろうか。
当然、一昔前の世代は終身雇用制度が当たり前の時代で、それがより確かに約束される公務員や大手に人気が集中している。
しかし、今の世代の学生が終身雇用に魅力を感じるだろうか?
私はそうは思わない。公務員希望者を支援する立場からは矛盾しているように思われる。
しかし、「一生安泰だから公務員が良い」という言葉に魅力を感じない以上、なぜ公務員を目指す学生が一定数いるのだろうか。
それは、「公務員と民間の違い」を考えると良い。利益追求ではなく、地域や社会的弱者のために働くことができる仕事だからである。
これを面接時の取って付けたウソではなく、心から純粋に思っている。
クレームを言う「税金で働いてるくせに」という人は、安泰だから羨ましい、というジェラシーも入っている。
また、働く側も高い給料の民間を蹴って、少ない給料だけど困っている人達のために働こうという人達が増えている。
私はそういう熱い人達を応援したい。
だから、公務員希望者を応援するし、現在本気で働いている公務員を応援する!
クレームは気にしなくていい!例え給料が安くても、自分のやりたい仕事がたまたま公務員であっただけ。
そんな熱い人達が増えればきっと社会は良くなる。
そのために自分は働く側から応援する側に変わった。
能力はあってやりたい人に、本気で合格して欲しい。
公務員になったばかりの人達も自信を持って働いて欲しい。
かつての同期や仲間が沢山いるし、かつて自分が働いたからこそ分かる。
やった事が無い人が想像で言えるほど楽じゃないし、めちゃくちゃ魅力的な仕事だ。
やりたいなら絶対に挑戦した方が良い!