公務員試験じゃぱん

3度の公務員転職者による、人生における大切なことをお伝えしていきます。公務員試験や仕事内容紹介を超えた人生において大切なことを一緒に考えていきましょう!

公務員試験の2次面接での解答例

7月になり、まもなく公務員試験の2次面接が始まるところではないでしょうか?

このブログでは、公務員に関する情報やビジネス、社会に役立つ情報を発信しています。

今回は、公務員試験に関する問合せの多かった2次面接試験についてお伝えします。

自分は公務員に興味がないや、という方ちょっと待って下さい!
自分が今後どういう状況になるか分かりません。家族が公務員試験を受験することとなったり、今は40代50代でも公務員試験を受験する方が増えている時代です。知っていて損はないと思います。

それでは、どんどん結論からお伝えします。

公務員の2次の面接試験に合格すると、ほとんどの場合、内定(最終合格)へと繋がります。

逆にいうと、せっかく苦労して1次の筆記試験に合格しても、2次試験に失敗すると不合格となります。

それでは、2次試験で1度も落ちた事がなく、数々の学生を指導してきた経験から、よく聞かれる3題質問をお伝えします。


①「公務員と民間の違いは?」

これは、必ずと言っていいほど聞かれます。
考えられる解答例はこちらです。
「民間は利益追求ですが、公務員は異なります。全体の奉仕者として、民間企業では利益が出ないため救う事ができない社会的弱者と呼ばれる様な方々にも平等にサービスを提供することができる。民間にできる事は民間に、それ以外の方々は自治体がしっかりととりこぼしがないように救う。私は今までの経験から、後者の社会的弱者を救いたいという思いから、民間ではなく、公務員として働きたいと思っています。」

→解答例では、民間と公務員の違いをはっきりと述べています。また、民間との区別、というのは現在公務員から民間への委託(指定管理者制度)などがあり、小さい公務員を目指している流れも盛り込んでいます。
さらに、コツとして「今までの経験から」とわざと面接官が「なんだろう?」と思うキーワードを入れています。これにより「今までの経験とは?」と質問されたらこっちのもの。私だったら「はい、私は田舎に住んでいた経験から、地方ほどサービスを受けられない実態を実際に経験しています。そんな中、町の職員がわざわざ来てくれて、、、。感動して、、。公務員になろうと、、。」
など繋がることができます。コチラが逆に面接官を誘導しましょう。

そして、解答例の最後はまるで志望動機の答になっていった(変化した)と思います。

これは、面接官の質問をばか正直に、それだけ答えては勿体ないためです。
前半で聞かれた事を答えて、後半で「次に質問して欲しいキーワード」+「伝えたいこと」という流れで答えられると良いです。


良くされる質問②「ストレス発散方法は?ストレスは貯めやすい方?」

→これも良くされる質問ですが、解答は難しくありません。
解答例としてコチラです。「はいストレスはあまり溜め込まないタイプです。ストレスが溜まったと感じても、履歴書に記載がある通り、趣味(読者、スポーツ)をやり、ストレス発散するよう心がけているからです。」などです。
必ず、ストレス発散するすべがある!と伝えて下さい。


良くされる質問③「採用されたらどこの部署に配属されたい?またそこで何がしたい?」

→志望動機に近いですが、配属先を聞かれているので、しっかりと調べているか確認もされています。

解答例はこちらです。「はい、私は生活福祉課に配属となり、ケースワーカーの担当をしたいです。理由は、私の祖母が軽度の障害から生活保護を受けていた際に、担当の職員の方がとても優しくして頂いたことに感動し、私もいつかこの人のようになりたい、と憧れていたからです。」

→このように他の解答もそうですが、必ず自分の実体験を入れるようにして下さい。ただの考えや思想だけでなく、その根拠となる事例、数値などを入れてあげると伝わりやすいです。


以上が、3題質問と解答例です。


受験生の方はぜひ自分の夢を叶えるため、頑張って下さい。きっといつか合格できます。そして、沢山の人達を救って笑顔にできるステキな公務員になって下さい。
公務員を目指していない方は、特に公務員になったばかりの若い方は本当に市民のために頑張って働いています。
間違っても「公務員のくせに」とか「俺らの税金」でと言わないで欲しいです。皆、税金の恩恵は受けています。

そして、笑顔でありがとう、頑張って、と窓口で伝えてあげて下さい。それがきっと、良い町づくりに繋がります。


以上のよくある質問、そして解答例いかがでしたでしょうか?
他の予備校や専門学校の先生は残念ながらここまでアドバイスできません。
生徒からの話を聞いて「よくされる質問」は分かっても、その解答例を作るのは、実際に働いた経験がないと難しいと思います。

さらに、面接での動き方などもありますし、職種によって(消防士、保育士、栄養士、心理など)それぞれ特徴があります。

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