公務員試験じゃぱん

3度の公務員転職者による、人生における大切なことをお伝えしていきます。公務員試験や仕事内容紹介を超えた人生において大切なことを一緒に考えていきましょう!

確実に前に進んでいる

毎日、私達は昨日よりも前に進み成長しています。

失敗したこと、苦しいこと、悲しいことは今は辛いかもしれませんが、過去になってしまえばおかしなもので「良い経験だった」とお酒の席の自慢話に変わります。

例えば私も、過去にパワハラからうつ状態になり、その時は本当に辛かったですが、過去になったらブログの良いネタにもなりますし、同じ状況の同僚にもアドバイスもできます。

キングコング西野さんがとても良い事を言っていたので共有させてもらいます。

チャップリンが言っていた。人生は寄りで見ると悲劇だが、引きで見ると喜劇。」
まさにその通りだと思います。

今、辛い状況にある人に言いたいです。誰が何と言おうと昨日より確実に前に進んでいます。

進むのが遅いと感じるのは、しっかりと下に根をはっているから。

今は根を張る時期。どんどんどっしりとしてきます。

上の葉っぱが枯れても気にしない気にしない。しっかり根っこは成長してますよ。

あぁ〜、だめだめ!自分だけがどうしてこんな目になんて思っちゃだめ。
既にその道は大勢の先輩、先祖、沢山の神様が歩いた跡がありますよ。

世界で初めての悩みの道を見つけた!なんて、ごう慢ですよ。人類初の悩みはありません。

でも、本当に辛いなら休憩しましょう。私はすぐに逃げますよ(笑)だってまた挑めば良いから。

「逃げる」と「挑む」の字は似ています。
「辛い」と「幸せ」の字も似ています。

ちょっとの考え方で、挑むことも幸せになることもできます。

焦らず、確実に前に進んで行きましょう。

公務員試験の2次面接での解答例

7月になり、まもなく公務員試験の2次面接が始まるところではないでしょうか?

このブログでは、公務員に関する情報やビジネス、社会に役立つ情報を発信しています。

今回は、公務員試験に関する問合せの多かった2次面接試験についてお伝えします。

自分は公務員に興味がないや、という方ちょっと待って下さい!
自分が今後どういう状況になるか分かりません。家族が公務員試験を受験することとなったり、今は40代50代でも公務員試験を受験する方が増えている時代です。知っていて損はないと思います。

それでは、どんどん結論からお伝えします。

公務員の2次の面接試験に合格すると、ほとんどの場合、内定(最終合格)へと繋がります。

逆にいうと、せっかく苦労して1次の筆記試験に合格しても、2次試験に失敗すると不合格となります。

それでは、2次試験で1度も落ちた事がなく、数々の学生を指導してきた経験から、よく聞かれる3題質問をお伝えします。


①「公務員と民間の違いは?」

これは、必ずと言っていいほど聞かれます。
考えられる解答例はこちらです。
「民間は利益追求ですが、公務員は異なります。全体の奉仕者として、民間企業では利益が出ないため救う事ができない社会的弱者と呼ばれる様な方々にも平等にサービスを提供することができる。民間にできる事は民間に、それ以外の方々は自治体がしっかりととりこぼしがないように救う。私は今までの経験から、後者の社会的弱者を救いたいという思いから、民間ではなく、公務員として働きたいと思っています。」

→解答例では、民間と公務員の違いをはっきりと述べています。また、民間との区別、というのは現在公務員から民間への委託(指定管理者制度)などがあり、小さい公務員を目指している流れも盛り込んでいます。
さらに、コツとして「今までの経験から」とわざと面接官が「なんだろう?」と思うキーワードを入れています。これにより「今までの経験とは?」と質問されたらこっちのもの。私だったら「はい、私は田舎に住んでいた経験から、地方ほどサービスを受けられない実態を実際に経験しています。そんな中、町の職員がわざわざ来てくれて、、、。感動して、、。公務員になろうと、、。」
など繋がることができます。コチラが逆に面接官を誘導しましょう。

そして、解答例の最後はまるで志望動機の答になっていった(変化した)と思います。

これは、面接官の質問をばか正直に、それだけ答えては勿体ないためです。
前半で聞かれた事を答えて、後半で「次に質問して欲しいキーワード」+「伝えたいこと」という流れで答えられると良いです。


良くされる質問②「ストレス発散方法は?ストレスは貯めやすい方?」

→これも良くされる質問ですが、解答は難しくありません。
解答例としてコチラです。「はいストレスはあまり溜め込まないタイプです。ストレスが溜まったと感じても、履歴書に記載がある通り、趣味(読者、スポーツ)をやり、ストレス発散するよう心がけているからです。」などです。
必ず、ストレス発散するすべがある!と伝えて下さい。


良くされる質問③「採用されたらどこの部署に配属されたい?またそこで何がしたい?」

→志望動機に近いですが、配属先を聞かれているので、しっかりと調べているか確認もされています。

解答例はこちらです。「はい、私は生活福祉課に配属となり、ケースワーカーの担当をしたいです。理由は、私の祖母が軽度の障害から生活保護を受けていた際に、担当の職員の方がとても優しくして頂いたことに感動し、私もいつかこの人のようになりたい、と憧れていたからです。」

→このように他の解答もそうですが、必ず自分の実体験を入れるようにして下さい。ただの考えや思想だけでなく、その根拠となる事例、数値などを入れてあげると伝わりやすいです。


以上が、3題質問と解答例です。


受験生の方はぜひ自分の夢を叶えるため、頑張って下さい。きっといつか合格できます。そして、沢山の人達を救って笑顔にできるステキな公務員になって下さい。
公務員を目指していない方は、特に公務員になったばかりの若い方は本当に市民のために頑張って働いています。
間違っても「公務員のくせに」とか「俺らの税金」でと言わないで欲しいです。皆、税金の恩恵は受けています。

そして、笑顔でありがとう、頑張って、と窓口で伝えてあげて下さい。それがきっと、良い町づくりに繋がります。


以上のよくある質問、そして解答例いかがでしたでしょうか?
他の予備校や専門学校の先生は残念ながらここまでアドバイスできません。
生徒からの話を聞いて「よくされる質問」は分かっても、その解答例を作るのは、実際に働いた経験がないと難しいと思います。

さらに、面接での動き方などもありますし、職種によって(消防士、保育士、栄養士、心理など)それぞれ特徴があります。

さらに具体的に知りたい場合はご連絡下さい。
また、東北の方であれば私が行う無料ガイダンスや教室のご案内もできます。

興味があれば、以下の公式ラインより登録のうえご連絡下さい。

https://lin.ee/bSOfRdV

苦手な事は克服してはだめ

スポーツや勉強、仕事でもそうだが、自分の苦手な部分を無くそう、克服しようと努力するシーンが多い。

そして、皆も自分の成長のためには苦手な部分を伸ばそうと努力し、それがあたり前だと思っている。

時に仕事で上司から「お前はこれが苦手なんだから成長するためにやれ」と言われることも多い。

私は徹底的に苦手な事はやらない。なぜかというと、つまらないし時間の無駄だからだ。

まるで、まがままな子どものようだが、本当にそう思う。

苦手な部分を伸ばして平均化してもまるで意味がない。

だったら得意をとことん追求して、他の人より何か1つでも飛び抜けた方が良い。

特に人気のマンガやアニメもそうだが、一人一人個性が強く何かに秀でている。そして、必ず弱点があり、負けそうになるとそれが得意な仲間が必ず助けてくれる。
実社会もこれで良いと思う。

自分は何が得意かまずは知ることが大切だ。そして、苦手に向き合う時間があったら、得意を伸ばした方が、人間として輝くと思う。努力してたってその方が楽しい。

苦手があると、人の価値が下がると思っている人がいたら大きな誤解だ。

動物に例えると分かりやすい。足が早いチーターに、泳ぎがヘタだからとひたすら泳ぎを教えているようなもの。
自由に空が飛べるタカに、苦手な走りをさせているようなもの。

もし、仕事で営業が得意なのに「お前はパソコンが苦手なんだからこの書類まとめておけ」と言われたら、とにかく自分が得意な営業に戻れるよう働きかける事が大切だ。やれません、と言ったってよい。

自分が得意なジャンルを、それが苦手な部下にいばりながら指示する上司は要注意だ。それは仕事じゃない。自分が上だと脅しているだけ。そんな挑発にのってはいけない。なるべく早く離れた方が良い。

とにかく、苦手な事を勉強する暇があったら、そんなのそれが得意な人に任せて、自分の得意をとことん追い求めた方が良い。

もし、会社のためと思っていたら危ない。
その会社が潰れたら、自分の価値は平均で終わる。

会社じゃなく、自分本位で考え、得意を会社に提供した方が会社の業績も伸びる。顧客も喜ぶ。日本経済も潤う。間違いなしだ。
それが分からない上司とは距離を置こう。

皆で得意を活かし、苦手をカバーし、助けあっていく事が本当の意味で組織に求められている事である。

自分の得意を常に意識し、この自分しか使えない特殊能力で誰か困っている人がいたら助けてあげよう!

何かを始めたい時に相談してはいけない人

人は何か新しいことを始めたいと思った時、大抵誰かに相談するのではないか?

例えば、副業やボランティア、学びのための通学、あるいは結婚など。特に人生に大きな影響を与えるものほど、不安から誰かに相談したくなる。

相談するのは悪い事ではない。しかし、その相手を間違えるととんでもないことになる。

大抵は身近な人、パートナーや妻、夫、両親や友人に相談するのではないだろうか。

ここで、相談内容を大きく2つに分類することができる。

1つ目は大抵、成功が分かっていること。
これは、例えばうまくいっているパートナーと結婚しようと思うがどうだろうか?といった誰でも賛成しやすい場合。

2つ目は、失敗する可能性があること。
実はこちらが、相談相手を間違えてはいけない内容である。

例えば、新しいアイディアを元に、仕事や副業を始めようと思っているとする。
その時に、身近な人に相談したとすると、どうなるだろうか?大抵反対される。

「失敗したらどうするの?」「止めときなさい」と言われる。

ここで知っておいて欲しいことがある。実はこれは、無意識のうちに自分が止めて欲しい、と思っているという事である。
大抵、反対されることは分かっているにも関わらず相談している。無意識のうちに、不安や、失敗したくない、と考え安易な現状維持をしようとする。

実は現状維持が一番危険である。現状に満足していない、このままでは危険だと察知しているのに、現状維持を続けたら待っているのは妥協と、衰退だ。

場合によっては、仕事を失ったりなどの可能性もある。
相談者に、その事を伝えても答えは「その時考えれば良い」である。それでは既に手遅れだ。

相談者も悪気がある訳ではない。しかし、結果として自分の人生を他人に委ねることになってしまう。

結果の全責任を持ってくれる訳ではない。

それでは、そもそも相談はしない方が良いということだろうか。

私だったら、場合によっては事後報告している。

そして、一番重要なのは相談相手を吟味する事だ。

それは、やろうとしていることを「既にやっていて成功している」人にこそ相談すべきだ。

ただやっているだけでなく、成功していることが条件だ。

私は若い頃に、現在の妻と結婚する前に、年上の女性に結婚すべきか相談した事がある。たまに喧嘩もするがそろそろ結婚したいと思うがどうかと聞いた。すると答えは、ネガティブな言葉と伴に反対という言葉だった。
もちろん、その人は結婚した事がないので想像でしかない。

又は、結婚してても離婚直前の人に相談しても答えは明白だ。

既に実績がありなおかつ成功している人に聞くべきである。

成功している人は、必ず大変な局面も体験しているはずであり、そこを乗り越えて成功をおさめている。

大切なのは、どうすれば成功するか、ということ。

やるか、やらないかではない。

やろうと思ったらやるしかない。決断の責任は自分自身だ。

いつやるか、そのタイミングは又重要であるが、結局やるんだったら成功した方が良いに決まってる。

必ず成功させたいなら、既に成功している人に積極的に相談してみよう。

仕事を辞めて公務員に転職したい人へ

今の仕事が嫌で公務員を目指したい方へ!

ぜひ公務員を目指すべきです!

理由は何でも良いです!民間とは全然違います。

公務員を3度も転職し、何十と最終試験まで合格している私がいうのだから間違いありません。

もしかして、日本一公務員の合格方法について詳しいかもしれません(笑)

そして、沢山の学生を公務員合格させ、記録をぶち破ってしまったので、そろそろ自分でも気が付き始めました。

あれ?もしかして、公務員合格の方法、日本一詳しいかも(笑)

私のプロフィールを見れば納得してもらえると思います。

勘違いしないで欲しいのが、公務員時代の仕事はいたって凡人です(笑) 何の自慢できる成果もありません!(なぜか自信を持って(笑))

でも、私ほど公務員試験合格のノウハウを手に入れてしまった人はいないのではないでしょうか?
いたらぜひ連絡して下さい。一緒に公務員の学校開きましょう!きっと日本一合格者が出てしまうと思います。

前回の記事では、少しだけその秘訣をお伝えしました。

今回も、また合格に関する秘訣をお伝えしたいと思います。

それは、「試験の日程スケジュールの作成方法
」についてです。

ある程度ご存知の方は公務員試験が A 日程 B 日程 C 日程と大まかに分かれているのをご存知だと思います。

ざっくり言うと春、夏、秋です。

そして早い順番から大卒(上級)、短大卒(中級)、高卒(初級)です。

そして公務員試験はだいたいどこの自治体も日程を揃えます。
そうしないと優秀な人だけ内定を全部かっさらい最終的に一つを残して全部蹴られてしまうからです。
そうしないためにわざと日程を揃えます。

まずはその日程の試験を必ず受けるようにしてください。

そして自治体によって申し込み締切日が異なります。

その申し込み締切日を1日でも過ぎるとどうなるかご存知ですか?

「すいませんそこをなんとか」。「もう、今回だけですよ。」

なんてことを期待している方もいるんじゃないでしょうか?

答えは「1日でも過ぎたら絶対に受け取ってくれません」

民間だとその辺はある程度融通が利くと思いますが公務員は絶対にありえません。

そこでよく公務員は融通が利かない、縦割りだ、何ていう人がいますがその理由を考えれば納得できます。

もし、あなたが期限を過ぎたから受理されなかったのに他の人が駄々をこねて受け取ってもらったらあなたは納得できますか?

公務員はどんな時も公平でならないといけません。

そのため締切日は案外短いのでしっかりと年間スケジュールに記入をして忘れないようにしてください。私は過去に何度か締め切りを過ぎた事があります。その次は一年後です、、、。泣けます、、。

ここまでこの記事を見てくれた方に、せっかくですので一つ裏技的なことをお伝えします。

みんなには内緒ですよ(笑)

それは大卒の方でも中級(短大卒)、初級(高卒)も受験できるということです。

正確には自治体によって細かい決まりがあるので調べないといけませんが受けれる所が増えています。

これを伝えると「知ってるよ。でも高卒って初任給めちゃくちゃ安いじゃん。受験票に15万と書いてた。とても受けたくない」と学生に言われたこともあります。


ふっふっふ。


笑ってはいけないけど、笑ってはいけないけど、笑っちゃいます。


そこに記載されているのはあくまで高卒、いわゆる18歳の給与。

大卒の方は、ちゃんと年齢加算されますよ。

そして、大卒(上級試験)の試験合格者と比べて、5000円程度しか違いはありません。もちろん、自治体によって多少誤差はあります。

でもたったの5000円ですよ?1、2日残業すれば元を取れちゃいます。

しかも!自治体によってですが、昇級にはまったく関係ないみたいです。だって大卒でしょ?って考えみたいです。

なので、大卒の方は一年のうちに最低でも2、3回受験できるチャンスがあります。
(私の教えではもっと沢山ありますが、それは別の記事にて)

ここで、賢い方は気付いたはず!

あれ? 

上級試験は専門試験(法律系)あるけど、初級はないじゃん。

それじゃ、自分は大卒だけど公務員の勉強したこと無いから、初級の簡単な試験だけめざせばいいんじゃ、、、。

そのとーりです!!


しかも、最近は上級試験でも、専門試験が無いところが増えてます。


いかがでしょうか?たかが、スケジュールだけでもこれだけのテクニックがあります。

専門学校でもあまり教えてくれません。てゆーか、知らないのだと思います。もちろん、働いたことないでしょうから、考え方も表の情報しか知らないのだと思います。


いや〜、まだまだテクニックはあるのでもっともっと教えたいです!

本当に、目指している方には合格して欲しいからです!

もし、早く知りたい方は直接連絡下さい。

今後も少しづつ、合格の秘訣をお伝えしていきます。

仕事が嫌で辞めたい方へ公務員の勧め

仕事を今すぐ辞めたいと思っている方は沢山いると思う。

そしてその後公務員を目指している人も沢山いると思う。

そんな人達に伝えたい!

ぜひ公務員を目指して欲しい!

やりたいと思ったらどんな理由であっても挑戦した方が良い!

そして公務員は意外になれるものである。

3度も公務員を転職し、何十もの最終公務員試験に合格している私が言うのだから間違いない。

ただし注意して欲しいのが 勉強するために仕事を辞めないでほしい。

仕事をやりながらでも勉強をする方法はいくらでもある。

せっかく私のブログを見てくれているのでコツを教えよう。

勉強することとは別にもう一つ大切なことがある。

それはとにかく試験を受けまくることである。

1年間の年間スケジュールを作りどれだけたくさん試験を受けるかがポイントとなる。

このスケジュールづくりなども実はコツがある。

要は、たくさん受けまくって内定が出た中から後から選べばいい。

試験の動向も最近は変わって来ている。

一次試験や二次試験のスケジュール作成方法など細かいことを知りたいのであれば個別に連絡を頂くか 過去の私のブログを見てほしい。

公務員に受かりたいのであれば実際に公務員試験勉強をして合格した人に聞くのが一番である。

私は大学で公務員のアドバイスをしてたくさんの学生を合格させてきたがそこで感じたことがある。

専門学校や公務員を定年退職した人がアルバイトで始めたような アドバイスは あまり役に立たない。

何故なら実際に現場で働いた経験もないしまた試験自体も何十年も昔の古い情報であったりもする。

特に2次面接では顕著にその影響が出て来る。

せっかく1次試験に合格したのに二次試験で落ちてしまうのは本当にかわいそうである。


まずは、もし公務員試験を考えているならぜひ挑戦してほしい!

努力の結果は必ずついてくる!

地方の消防士はスーパーマン

私は数ある転職の中で、地方の消防士をした事があります。

漫画、め組の大吾に憧れ、あんな消防士になりたいと思っていました。

沢山ある濃ゆい経験の中で、初めて火災出場した時の話をします。

なぜ地方消防士はスーパーマンか?

それは、全部やるからです。

全部とは?  全部です(笑)

順に説明します。

まず、私の勤務していた署では、その日の役割が日替わりで変わります。

大きく①救急隊、②消防のポンプ隊、③消防の後方隊(水を大量に積んだ後方支援)に分かれます。
もちろん、救助(レスキュー)が発生すればレスキュー隊に変身もします。

東京消防庁など大きな大都市の消防士はそれぞれ役割が分かれています。しかし地方は全てやらなければいけません。

レスキュー隊は特に花形で選ばれたものしかなれませんが、地方では1年目からすでにレスキュー隊にもなります。

またそれだけではありません。火災が終わった後の現地調査も自分たちがやります。

さらに、119番を受け付ける緊急指令室も夜間の時間は我々も行います。

私が初めて火災に出場したときの話です。

まず私が夜間緊急指令室で119番を受け付けました。それはあるところで火災が起きているというものでした。
詳細は他の指令室の職員にバトンタッチし私は急いで自分の当番である救急車に飛び乗りました。

そして、現地に行きまだ救助者がいないとわかるとすぐに消防服に着替えポンプ隊員に変身します。

そして消火活動を行った後に、怪我人を搬送すると分かったらすぐさままた救急服に着替え救急車で病院まで運びます。

そしてすぐさままた現場に戻り消火活動を手伝います。これが朝方まで続きます。朝方になったら今度は現地に調査をしに行きます。これがだいたい昼頃まで続きます。

そこから帰って何もなければいいのですが、運悪く火災や救助などが発生すると、非番招集と言ってまた職場に戻されます。それが夜中の1時だろうが2時だろうが関係ありません。

都会の消防士に非番招集がしょっちゅうある話をすると驚かれます。しかし地方では当たり前です。

単純に人が足りないのです。

以上のように地方の消防士は事務方から現場まで全てをこなさないといけません。

一つのことをとことん深めて専門的になるのか、オールマイティな対応ができるスーパーマンになりたいかは、本人次第だと思います。

しかし、その分とてもやりがいのある仕事であると思います。

私はこの仕事をしている時は本当に心から自分の仕事を誇りに思っていました。

一度きりの人生、もし夢見ている方がいたら是非挑戦してみてください!

満足したら私のようにまた転職すれば、人生の大きなネタになるので問題ありません(笑)

とゆーか、日本人の男子は一度消防士や警察官、自衛官のようなところで2、3年鍛えるのもありかなと思いました。

今の事務職で、若造が年上の人に舐めた口を聞いているのは消防士の経験がある私からはとても信じられません(笑)

研修制度で取り入れてみるのもいいかもしれません。

パワハラとかそういう次元ではありませんから。生きるか死ぬかですからね。

一度魂で仕事をするということを味わってみるのも事務職には大切なのかもしれません。

もちろん事務職や他の職種でも魂で仕事をしている人はたくさんいます。

そんな気持ちでみんな取り組めばきっとより良い日本になっていくんじゃないかと思います。