何かを始めたい時に相談してはいけない人
人は何か新しいことを始めたいと思った時、大抵誰かに相談するのではないか?
例えば、副業やボランティア、学びのための通学、あるいは結婚など。特に人生に大きな影響を与えるものほど、不安から誰かに相談したくなる。
相談するのは悪い事ではない。しかし、その相手を間違えるととんでもないことになる。
大抵は身近な人、パートナーや妻、夫、両親や友人に相談するのではないだろうか。
ここで、相談内容を大きく2つに分類することができる。
1つ目は大抵、成功が分かっていること。
これは、例えばうまくいっているパートナーと結婚しようと思うがどうだろうか?といった誰でも賛成しやすい場合。
2つ目は、失敗する可能性があること。
実はこちらが、相談相手を間違えてはいけない内容である。
例えば、新しいアイディアを元に、仕事や副業を始めようと思っているとする。
その時に、身近な人に相談したとすると、どうなるだろうか?大抵反対される。
「失敗したらどうするの?」「止めときなさい」と言われる。
ここで知っておいて欲しいことがある。実はこれは、無意識のうちに自分が止めて欲しい、と思っているという事である。
大抵、反対されることは分かっているにも関わらず相談している。無意識のうちに、不安や、失敗したくない、と考え安易な現状維持をしようとする。
実は現状維持が一番危険である。現状に満足していない、このままでは危険だと察知しているのに、現状維持を続けたら待っているのは妥協と、衰退だ。
場合によっては、仕事を失ったりなどの可能性もある。
相談者に、その事を伝えても答えは「その時考えれば良い」である。それでは既に手遅れだ。
相談者も悪気がある訳ではない。しかし、結果として自分の人生を他人に委ねることになってしまう。
結果の全責任を持ってくれる訳ではない。
それでは、そもそも相談はしない方が良いということだろうか。
私だったら、場合によっては事後報告している。
そして、一番重要なのは相談相手を吟味する事だ。
それは、やろうとしていることを「既にやっていて成功している」人にこそ相談すべきだ。
ただやっているだけでなく、成功していることが条件だ。
私は若い頃に、現在の妻と結婚する前に、年上の女性に結婚すべきか相談した事がある。たまに喧嘩もするがそろそろ結婚したいと思うがどうかと聞いた。すると答えは、ネガティブな言葉と伴に反対という言葉だった。
もちろん、その人は結婚した事がないので想像でしかない。
又は、結婚してても離婚直前の人に相談しても答えは明白だ。
既に実績がありなおかつ成功している人に聞くべきである。
成功している人は、必ず大変な局面も体験しているはずであり、そこを乗り越えて成功をおさめている。
大切なのは、どうすれば成功するか、ということ。
やるか、やらないかではない。
やろうと思ったらやるしかない。決断の責任は自分自身だ。
いつやるか、そのタイミングは又重要であるが、結局やるんだったら成功した方が良いに決まってる。
必ず成功させたいなら、既に成功している人に積極的に相談してみよう。