公務員試験じゃぱん

3度の公務員転職者による、人生における大切なことをお伝えしていきます。公務員試験や仕事内容紹介を超えた人生において大切なことを一緒に考えていきましょう!

就職面接試験でやってはいけないこと

採用試験において、面接は民間でも公務員でも必須になってくると思います。ここでは、民間でも公務員でも共通して使える面接対策をお伝えしていきたいと思いますので、民間希望者もぜひお読みください。

 

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始めに言いますと、私は面接が凄く得意です!!面接まで進んだ場合は、ほぼ100%内定までもらうことができました。(新卒時、1か所だけ落とされました・・・。その理由も後程解説します。)

 

面接対策と言っても様々あるので、ここでは私の失敗談など体験も交えてお伝えしていきたいと思います。

 

 

 

よくある間違い①「履歴書、エントリーシートのコピー忘れ」

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 これは、私が新卒の頃にやった失敗です。複数の公務員試験を受けていく中で履歴書(エントリーシート)を自分の分をコピーせずに提出してしまったことです。かなりドジでした・・・。そのため、自分が何を書いたのかはっきり思いだせず、面接対策ができませんでした。当日面接官に「君は〇〇が得意とあるけど、これはどういう事か説明してみて。」と言われ、「(え!そんな事書いたっけ?)え~と、ですね~。」とかなり焦る事態になってしまいました。

 

 →対策として、必ず提出物はコピーを取る。内定後の提出書類もそうです。書類内容に問い合わせが来た際や、「ここに〇〇って書いてあるはどういう事ですか?」など後々トラブルとならないよう証拠書類(コピー)は手元に残す!社会人の鉄則ですね。

 

よくある間違い②「文章の丸暗記」

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 これは新卒の方に多いですし、実際私もそうでした(笑) 分かります、その気持ち!一言一句、ドラマのセリフのように丸暗記しましたから! 

 これはアドバイスする人によってはだめだという方もいますが、私は一概にだめだとは思いません。なぜなら、その方がスラスラ話せる方も実際にいるからです。ですので、なぜだめだと言われるのか、そのポイントを押さえたうえで、暗記する部分とそうでない部分に分けると良いと思います。

 まず、丸暗記がだめだといわれるポイントですが「文章や単語を忘れてしまう(セリフが飛んでしまう)」というリスクがあることです。実際私も練習では丸暗記してすらすら言えたのに、本番緊張して頭が真っ白・・・。何てこともありました。

次に「想定外の質問に対応できない」というリスクもあります。予想していない質問が来た場合に、いっきにトーンダウン・・・。何てことも。

 

余談ですが、丸暗記でなぜ私が内定までいったのかというと、「想定外も想定していたから」です(笑) 頭が真っ白になったらどうするか!?→セリフが飛んでしまった場合のセリフも準備すれば良い! 想定外の質問が来たらどうするか!?→想定外が無くなるまで全ての質問に答えられるようにすれば良い!

以上のように、なんとか乗り切りましたがあまりおススメしません。やはり、かなりの時間と労力がかかっていました。

 

→おすすめの対策として! 文章ではなく「単語」で覚える。文章だと真っ白になる可能性がありますが単語だと忘れるリスクは一気に減ります。

例えば「私の長所は継続力があるところです。部活動のバスケットボールは小学校1年生から大学4年生まで16年間続けてきました。高校ではキャプテンに就任し県大会で優勝に導くことができました。」という文章を丸暗記するのは大変です。

これを単語だと例えば「継続力」「バスケ」などを暗記し、面接でその単語を自分の言葉で説明すれば良いのです。ですので、毎回話し方は変わりますが、伝えたい趣旨はブレていません。もちろん、話し方は上手い方が良いですから練習でも暗記した単語から何度か練習をする必要があります。そうしていくうちに言い回しはある程度固定されてきます。

 

よくある間違い③「面接の練習をしない」

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 これはそのままです。実は結構います。「自分は大丈夫、面接当日質問されたことを答えるだけで良い」そう考えている方がいます。既に社会人の方や転職経験者など、人前で話すことに慣れている方は大丈夫だと思いますが、新卒の方はまず無理だと思います。

ある学生の面接練習をお手伝いした際に、自身満々の平然とした態度で始まりましたが、いざ質問をしていくとまったく答えられず終始焦った表情でした。質問された事にその場で考えて取りつくろっていましたが、内定をもらうという意味では恐らく無理でしょう。

 

 →対策として。どんなに自信があっても一度練習し、納得のいく回答ができるかやってみる。

 

よくある間違い④「企業(自治体)研究不足」

 これも本当によくあります。そもそも職種をしっかりと理解し、自分がどの部署に配属になるのかを理解する事が大切です。民間の営業職なら、どんな職場に配属になりどんな仕事をするのか。公務員では、例えば広報課の配属を希望し記事を書くことを希望しているが、そもそもその自治体の広報課は記事を書くことができるのか?(各々の部署で書いたものをアップするだけ。委託している。非常勤がやっている。など)志望理由と矛盾してこないためにも、希望配属先は最低限調べる必要はあります。

体験談でお伝えすると、ある自治体の面接で「うちの自治体の市長の名前はご存知ですか?また、予算額。総人口をお答えください。」と言われ回答できなかったことがあります。

 

→対策として。企業や自治体の概要を調べる。入ったらやりたいことは必ず伝える必要があるので、希望する配属先とそこでの業務を調べておく。トップ(市長、社長)の名前、予算額や人口、企業理念(民間の場合)、HPの市長の部屋の挨拶で市のある程度の方針を確認する。特に役所の場合はHP上からかなりの情報を得る事ができます。市報、区報なども現在はHPにPDFでアップされています。

 これは、後程詳しく記事にしたいと思いますが、概要は以上の通りです。

 

ある面接試験を落とされた理由「併願について」

 最後になりますがある面接試験を落とされた理由についてです・・・。その当日の面接はある程度納得のいく出来だったと思います。しかし、問題は最後の質問「他も併願していますが全て受かったらどうしますか?」の答えです。新卒だった私は「(他の自治体名)が第一希望なのでそちらを考えています。」と素直に答えました。その結果は不合格。今思えば当然かもしれません。

 

→対策として。まず面接中の自治体(企業)も希望していると答える。そして、その理由もしっかりと答えることだと思います。他が第1希望だ、という答えは面接官からしたら、どうせ他を合格したら内定を辞退するんだろう。だったら確実に来る人を採用しよう。と思うのは当然だと思います。 

  

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ここでは面接での失敗談の概要を書きましたが、今後1つずつ具体的に説明していきたいと思います。