公務員試験じゃぱん

3度の公務員転職者による、人生における大切なことをお伝えしていきます。公務員試験や仕事内容紹介を超えた人生において大切なことを一緒に考えていきましょう!

神様(?)に会った神秘的体験

私は現在青少年スポーツ団体の責任者をしており会員が70名ほどで地元では一番人数が多い団体の代表を務めています。

このスポーツ団体は、競技に勝つということよりも教育的要素が非常に強く、子ども達だけでなく
保護者の大人も多く参加しているのが特徴です。

その協議中に小学生の女の子が足の指を骨折する事故がありました。事故当日は、何となくひねった
程度であり、後日痛むということで病院に行ったところはく離骨折と診断されたそうです。
すぐに大人が集まり事故現場を確認し、念のため体育館の管理人に報告しました。
すると後日呼び出され「なぜ事故当日言ってくれなかったのか。そしてどのような意図で報告したのか。施設不備のクレームか、それとも保険金が欲しいのか。」など高圧的な態度で年配の管理人に言われました。
私はそんなつもりでは全然なく、どのような事故でも報告をあげるべきだと思っており、まさかそんな対応をされるとは思わず「子ども達のことをまったく考えていない!」と次第に怒りが込みあげてきました。

そして、この後、不思議なことが起こりました。

私は夜自宅に帰り、怒りのまま保護者あてに送るメールに体育館の管理人のあまりにひどい対応を長々とメール文章で作っていました。事実だけでなく、管理人の対応がなぜ悪いのか、自分の思いも書いていました。
時間にして30分程度だったと思います。あまりにも長い文章でしかも読み手が決して良い気分になるものではありません。
送るのも辞めようかと思いましたが今後の証拠と共通認識、何より自分の理不尽な気持ちを共有して欲しいという思いもあったと思います。私はそんな「負のオーラ」に満ちたメールを作っていました。
30分程度かかり、ようやっと最後の1文に差し掛かったときです。いよいよ送信しようと思った瞬間、その出来事が起こりました。

何と、突然スマホの画面が真っ暗になったかと思うとホーム画面に切り替わったのです!私は突然の出来事に驚き、せっかく30分もかけて作った文章が消えてしまったのではないかとメールを急いで立ち上げました。すると、案の定文章は何も残っていませんでした。
私は落胆すると同時にある事を思い出しました。「霊的なモノは、機械に乗り移って何かを伝えてくる。」というものです。
もしかすると、これは神様が「辞めろ」と言っているのだと感じました。
少し考え、確かにこのメールを見てもだれも良い思いはしないな、そう思いました。
ただ、やはり証拠を残す必要があるだろう。そう思い「神様。短い文章だけ作らせてください。」と思い、概要だけにすることにしました。
しかし文章を作っていくと、また怒りが込み上げてきてついつい長い文章になっていきました。私はまた夢中に「負のメール」を作り出してしまっていたのです。

ここで、私は背筋が凍る思いをしました。

突然、スマホの画像が乱れ始めました。私はその瞬間「ヤバイ!」と思いました。1度目の忠告を無視し、2度に渡って負のメールを作っていたからです。しかも、画面の乱れ方が、今まで絶対にしないような乱れ方をしました。
そして、次の瞬間!

「ビシッ!!!!」

大きな音が天井で鳴り響きました。いわゆるラップ音です。霊的現象が現れている時に鳴る音です。
しかも、かなり強烈な音でした。とてもそのような音がなる状況では無いのです。本当に「空間」から音が鳴りました。

私は思わず「すいません!辞めます!」と話していました。
しばらく鳥肌が収まりませんでした。
正直、1度目はたまたまだと思いました。スマホの不具合だろうと。
しかし、2回続けて、そして画面の乱れと同時に大きな音のラップ音。これで確信に変わりました。

私は、この時怖いという思いより、本当に私に神様が味方してくれているのかな、と少し嬉しく思いました。

その理由として、テーブルの上に前回の記事で紹介した「夢を叶えてくれるゾウ」という本が置いてありました。
主人公の元にガネーシャという神様が現れておもしろ可笑しくアドバイスしていく、私の大好きな本です。
読んだばかりという事もあり「もしかしてガネーシャの神様?」とその時は本気でそう思いました。

高圧的態度を取ってきた体育館の管理人。そして、それを指示して責任を取ろうとしない体育協会の会長や組織全体。一見、敵対視してしまいそうな人達も全員ひっくるめて仲間にしなさい。助けてあげなさい。そう言われたように感じました。

私は、現在仕事だけでなくスポーツ青少年団体を通じて本気で東北を変えていきたいと思い活動しています。

既得権にしがみつき、子どもよりも自分の地位を守ろうとする体育協会のような大人達。
相手を徹底して追い詰め、自殺未遂にまで追い込むようなパワハラ上司。
そして、自己肯定感が低く、イジメ問題の耐えない東北の学校。

そんな問題の責任を取らなければいけないのは、我々大人だと思います。
子ども達の教育は今こそ大人達が受けるべきです。挨拶の大切さ、弱い者いじめをしない。思いやり。そんな小学生が習う当たり前をできない大人がとても多いです。

私は常に青少年スポーツ団体で話をする時は、子ども達ではなく周りにいる大人に呼びかけています。

大人が変わらなければ、環境は変わりません。問題を抱えている大人が、いくら理想を語っても子ども達には響かないと思います。

大人が輝ける、そんな環境をまずは東北に作りたいです。
私は自分の人生をかけ、本気で変えていきたいです。

少しずつですが、青少年団体の親を中心に、子ども達の学校や幼稚園の保護者を中心に、本当に少しずつ、輪が広がってきています。

でも、その輪は数は小さいと何の意味もありません。
東北を変えるだけの数を集めて、影響力を持って初めて変える事ができると思います。

自分の影響力の範囲を少しずつ広げ、子ども達が「早く大人になりたい!大人って何だか楽しそう!」そう思えるような社会を作っていきたいです。

東北人には忍耐力があります。
人を思いやる優しさがあります。
農作業や家造りをお互いに手伝う「結」があります。
そして、震災を生き抜いた強さがあります。

日本を変えていける力を。東北人は持っています。

そんな、東北の可能性を発揮できるよう、私自身も成長していきたいと思います。

今回、そんな気付きを与えてくれた神様(ガネーシャ?)に心から感謝します。