公務員試験じゃぱん

3度の公務員転職者による、人生における大切なことをお伝えしていきます。公務員試験や仕事内容紹介を超えた人生において大切なことを一緒に考えていきましょう!

不況でも従業員を辞めさせない松下幸之助に学ぶ

不景気になると、多くの従業員を抱える企業は人件費を削るためにリストラを行います。

特に、現在は終身雇用の崩壊と言われておりあまり珍しい事ではありません。

しかし、1929年の世界恐慌の歳、松下幸之助は従業員を一人も辞めさず、しかも給料は全額支給したそうです。
その代わり、生産を減らし空いた時間で在庫の販売にあてさせたそうです。

人員削減を訴える幹部に対し「会社は人でもっている。こんな時に従業員を守れず何が社長だ!」といったそうです。

この思いが従業員に伝わったら、従業員はどう思うでしょうか?

「何が何でも社長の思いに答える!」と社員の志気は爆発的に上がり、在庫を売り切りピンチを乗り越えました。

約100年前の話ですが、人を想う気持ちが人を動かすのだと思います。

短期的な利益ではなく、長期的な視点で利益を考える。

この考え方ができる、企業、そして個人は成長できるのだと思います。