リーダーへの批判について
リーダーというものは常に叩かれる存在である。
政治家は特にそうで、総理大臣ともなると特にそうである。
先日は総理大臣が病院に通院しただけで、マスコミやネットで批判のコメントが相次いでいる。
私は、テレビもそうであるがネットニュースも最近は見ないようにしている。
見ても、批判ばかりである。
ある経営者も言っていたが、「政治への批判が多すぎる。皆自分のやるべき事に集中すれば良い。政治は政治家に任せれば良い。だって自分はできないから。」
まさしくそうだと思う。
私も小さいながらリーダーの立場もあるので、あらゆるリーダーの立場を応援したくなる。
アイドルグループのリーダーや、学校の生徒会長、消防学校時代は総代をやってくれた人。
皆、必ず批判の対象になっていた。全力で我々がやりたがらないリーダーをやってくれているのに。
「んじゃやってみたら?」というと「私は大丈夫」とやらないのに。
昔個人フットサルに参加した時、運営側のミスで他の利用者とバッティングした事があった。
参加者達は個人で申込みしているので、その場にいたアルバイト(高校生か大学生)に怒りをぶつけていた。「どう責任取るんだ!」「金は返すのか?時間をどうしてくれる」アルバイトは泣きそうな顔になり、顔は引きつっていた。
私は友人とすぐに止めに入った。「彼はただのアルバイトだから責任はない。他の案を考えよう。」
そして、バッティングした団体に提案し、お金を割り勘し一緒にやることになった。
叩いて良い人なんてこの世にはいない。
先日息子が借りてきた本に「罪をおかした人には、何をやってもいいの?」
という文章があった。なかなか良い質問である。
子ども達の見本に我々大人がならなくてはいけない。
リーダーを批判し、いじめる事が子ども達に良い見本を示すだろうか。
班長や学級委員長、生徒会長の悪口を自分の子どもが毎日言っていたらどうだろうか?
また、息子がリーダーという逆の立場ならどうだろうか?
子ども達の見本になれる大人を目指そう。
明るい日本を皆で作っていこう。